ピアノにとって良い環境とは

ピアノの状態は、設置する環境によって随分変わってくるでしょう。
気温15℃〜25℃、湿度50〜70%、と人間にとって心地のよい環境がピアノにとっても、「よい環境」であるといえます。
木や革、フェルトなどの天然素材が使われていますので、大きな温度・湿度の変化にとても敏感なのです。
特に、ピアノは湿度管理が大切だといえます。
湿気は錆び、カビ、結露などの原因にもなりますので、お天気がよく気持ちのよい日には、ピアノ鍵盤のふた、天屋根も開けて、お部屋と一緒にピアノも深呼吸させてあげるとよいでしょう。
またピアノの状態は、いざピアノを手放そうとする際の価値にも大きく関係してきますので、やはり日々のお手入れが重要になってくるでしょう。

日頃の手入れ

ピアノは普段練習が終わったら手入れをしておくなど、定期的に行うのがよいでしょう。
クリーナー等を使ってのお手入れは、週に1回などと決めておきます。
そして、ピアノは綺麗な手で弾きましょう。
ピアノの塗装面についたほこりは、ピアノ用の羽毛か柔らかな布で軽く拭き取ります。
鏡面艶出し塗装のピアノの場合には、光沢を保つために、ユニコンでムラなく拭き上げましょう。
その他の塗装仕上げのピアノの場合には、柔らかな布でから拭きしましょう。
鍵盤はクロス、もしくは柔らかな布でから拭きし、汚れが目立つときには、布に石鹸水をしみこませて固く絞ってから拭き取るようにしましょう。

ピアノの調律

その他のメンテナンスとしては、定期的な調律が絶対に必要となります。
調律の周期ですが、新品の場合には、3年程度は半年に1回、その後は最低年1回とし、中古の場合には、初年は半年に1回、その後は最低年1回とします。
また、長期保管されていたピアノについては、初回調律の1週間後位にもう1度調律するようにしましょう。
定期的に調律してもらうと、そのつど音律の状態だけでなく、ピアノの全体的な状態を技術者に診断してもらう事ができますし、ハンマーの磨耗、鍵盤のゆるみ、ペダルの動きなど、普段は気づかないところまで良い状態にしてもらう事が出来るでしょう。

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