ピアノの基礎知識について説明しましょう。
ピアノは、弦をハンマーで叩くことで音が出る鍵盤楽器の一種で、大型の楽器ですので据え付けて用いられ、横に並んだ鍵盤を指で押すと、鍵盤に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出る仕組みになっているものです。
音域が非常に広くて、現代の標準的なピアノでは、白鍵52、黒鍵36で合わせて88鍵となっています。
名前の由来は、イタリア語で「弱い音と強い音の出るチェンバロ」という意味の「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」であるといわれ、それが徐々に省略されていき、現在では一般的に「ピアノ」呼ばれるようになったのです。
ピアノは、演奏目的としてはもちろんのこと、音楽教育、作品研究、作曲など、広い目的で使われています。
ピアノは、クラシックオーケストラで出す音域のほぼ全てを内包していますので、ほとんどの西洋音楽の曲は、ピアノ曲に編曲して演奏することができるということです。
実際に管弦楽を伴う声楽曲をピアノ伴奏で演奏できるようにしたもの、いわゆる「ヴォーカル・スコア」が出版されていますので、作曲家の多くは管弦楽作品やオペラを書くにあたって、まずはピアノ譜を作っておいてから、それをオーケストラに編曲、つまりオーケストレーションしているのです。
ピアノは汎用性の高い楽器でありますで、ピアニストに限らず他楽器奏者、声楽家、作曲家、指揮者、音楽教育者などにも、演奏技術の習得を求められています。
また保育士試験、小学校教員採用試験などでも必要です。
保育士試験の実技試験では、例年、あらかじめ指定された課題曲の童謡2曲をピアノ、または、ギター、アコーディオンで伴奏しながら歌う「弾き歌い」が課されているのです。
ただし、実技試験は筆記試験全科目に合格していないと受けることはできません。
このように、保育士試験を受験するためには「ピアノ」「弾き歌い」「音楽理論」などの勉強が必要となるのです。